「日本に勝った」韓国で、国民から“不満が大噴出”…!悲劇の「豪雨災害」で浮かび上がった「深刻な問題」
「日本に勝った」韓国で、国民から“不満が大噴出”…!悲劇の「豪雨災害」で浮かび上がった「深刻な問題」
(日本 右翼 言論의 삐딱한 報道)
2022. 8/23(火)

韓国「豪雨」の悲劇
熱波や洪水、干ばつなど世界で異常気象が続く中、ここ韓国でも先日、観測史上最高となる雨量を短時間で記録し、首都ソウルを中心に甚大な被害が出た。
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大量の雨は都市の姿を一瞬にして変え、自然の前に都市機能がいとも簡単にダメージを受ける様子をまざまざと見せつけられた。
各地で未知なる自然災害が頻発する近年、いかに被害を食い止め、事前の予報や告知を行っていくかという課題は年々大きくなっている。 もともと、今年の韓国は雨量が平年と比べて少なく水不足の懸念もされていた。
現在、韓国国内をツアー中のPSY(サイ)のライブでは「びっしょりショー」というタイトルの通り、大量の水を客席に向けて放水する演出が話題を呼んでいる反面、「水不足の時期に水の無駄使いをするとは何事だ」という批判も出ていたほどだ。
このように、当初は水不足から農作物への影響も心配されていた矢先、8月8日の夕方、ソウル及び、首都圏である京畿道(キョンギド)を中心に降り始めた雨は急速に雨足が強まり、降水量が1時間に100mmを超える地点が続出した。
また、帰宅ラッシュと豪雨が重なったことも被害を大きくした。
豪雨が浮かび上がらせる「深刻な格差問題」
一等地で人気エリアの江南では、多くの車が腰の高さほどまでの大量の雨水が流れ込往生をした。 また、雨水は地下鉄の駅構内や建物の地下にも雨水が押し寄せ被害を及ぼす結果となった。
江南が洪水に見舞われている光景に衝撃を受けた人も多かったが、もとは江南をはじめとするソウルの南部は海抜も低く水はけの悪い地域であったことから、今回の豪雨での被害は起こるべくして起こったとも言え、2019年に関東地方を襲った台風19号でやはり人気エリアの武蔵小杉が水害の被害にあったことを思い出させた。
もともと韓国経済をめぐっては格差拡大に国民の不安が高まっていた中、今回の豪雨災害では半地下住宅の住民の被害が報じられるなど、災害がさらに格差問題をクローズアップさせている側面は見逃せない。
人命や物損被害の爪痕は大きい上、ソウル近郊の農地でも被害が出たことで農作物の不作や高騰が予想される中、来月に控えた旧盆の秋夕(チュソク)さらには冬のキムチジャン(キムチ漬け)などにも影響を及ぼすことから、さっそく国民の不満がさらに噴出している。
一人当たりGDPで日本を追い越すとして「日本に勝った」「日本を超えた」との声も出ていた矢先、災害への弱さに加えて、ここへきて韓国経済が抱える深刻な問題が浮上してきた形といえるだろう。
後編記事『韓国が騒然、豪雨で「半地下住宅の悲劇」…! あの「映画『パラサイト』の光景が現実になった」という、韓国経済の“危ない現実”』では、さらにいま韓国が直面している危ない現実についてレポートしよう。