特集:トランプ大統領誕生後の世界
激戦の末、アメリカ大統領選挙で勝利を収めたドナルド・トランプ氏。その勝因と、トランプ大統領誕生後の世界を読み解く。
選挙におけるマーケティング戦略
2016/11/14 土方細秩子トランプは、叩かれる=人気が増すことを知っていた。終盤になってややまともな態度を取り始めると途端に人気が下がったのを見て、路線変更を素早く行なった。
- 2016/11/14 佐々木伸
米国のトランプ次期大統領はホワイトハウスや閣僚、政府幹部らの人事に着手しているが、大統領の”門番”といわれる首席補佐官ポストをめぐってすでに激しい権力闘争が始まり、波乱含みの滑り出しになっている。
- 2016/11/13 土方細秩子
今回の選挙は「ソーシャルメディアによるニュースフィードが既存のメディアを上回った」初めてのケース、と言われる。米国人の44%がフェイスブックから選挙戦の情報を得ていたという。
グレン・フクシマ氏、トランプ政権の政策運営について語る
2016/11/13 中西 享日米関係の先行きに懸念を感じているフクシマ氏は、トランプ次期大統領と17日に首脳会談する予定の安倍晋三首相に対して、4つの質問を是非してほしいという。
『情報参謀』(講談社)の筆者が米大統領選を分析
2016/11/12 小口日出彦片や女性差別発言、片や電子メールの不適切利用による犯罪疑惑。有権者が抱く感覚は「政治への嫌気感」だ。この政治への嫌気感が与えた影響とは?
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日本国際問題研究所 小谷哲男主任研究員 インタビュー
2016/11/12トランプ氏は日米同盟を経済的な観点からしか見ておらず、「アメリカがこれだけ投資をしているのに見返りがない」と考えています。しかし、同盟は投資ではなく「保険」です。
積もり積もったクリントンへの「うんざり感」
2016/11/11 辰巳由紀トランプ大勝利の要因はどこにあるのか――。「ヒラリー・クリントン」という人間が米国政治の表舞台に立ち続ける姿を見るのに大部分の有権者が飽きてしまった、ということではないだろうか。
- 2016/11/11 織田重明
これで普天間問題に劇的な変化が起きてしまうのだろうか。だとすると、喜ぶべきなのかも知れないが、この20年間はいったいなんだったのだろうとも思えてくる。
- 2016/11/11 西本紫乃
中国の論客の一人、王冲氏は以前テレビの討論番組で「ヒラリー候補勝利」を宣言し、「もし負けたら、裸で北京の街中を走る」を公約してしまっているとのことだ。
トランプの勝因と勝利演説の意味
2016/11/10 海野素央トランプは勝利演説で、協調性を全面に出したが、トランプには独自の「公平・不公平理論」があり、これは他国と公平に取引を行う!という決意なのだ。
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- 2016/11/10 町山智浩
大統領選中、ダミ声を荒らげ、過激な発言を繰り返したトランプ。しかし彼はもともと物静かで、ビジネス・エリートの憧れだった。米国次期大統領の変遷の原因を探る。
在日米軍は本当に撤退できるのか
2016/11/10 川上高司トランプ次期大統領は、大統領選中、米軍の在日駐留経費の全額負担を日本に求め、撤退も仄めかした。しかし、この状況は日本の自主防衛力を高める好機と言える。
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