不満示す中印、苦境に立つプーチン氏 懸念される暴走エスカレート
NewSphere, Oct 8 2022
Mikhail Metzel, Sputnik, Kremlin Pool Photo via AP
プーチン大統領がウクライナ侵攻を開始してから7ヶ月が過ぎるが、同氏をめぐる情勢は今日最も厳しくなっていると言える。これまでロシアに対する非難や制裁を避けてきた中国やインドがロシアへの不満を示し、そして予備役の部分的動員を発表したことを受けて高まる国民の反発など、プーチン大統領は内外で厳しい立場に追いやられている。
◆不満を示す中国
9月中旬、プーチン大統領と習近平国家主席がウズベキスタンで約半年ぶりに顔を合わせた。両者が会うのは、ウクライナ侵攻直前、北京五輪開催に合わせてプーチン氏が北京を訪問した時以来だ。この際、明確に両者の間で食い違いがあることが明確になった。
プーチン大統領は「この半年間でも世界は劇的に変化したが変わらないものが一つある。それは中ロの友情だ」と発言した。一方、習近平氏は「激変する世界で中国はロシアとともに大国の模範を示し、主導的役割を果たす」と言及したものの、ウクライナ問題については無言を貫いた。その後、プーチン大統領は「中国の中立的立場を高く評価する」と発言し、ここで両者の考え方の違いが明確になった。
◆中国以上に明確に不満を示すインド
そして、インドは中国以上に明確にロシアへの不満を示している。インドのモディ首相は9月、ロシア極東ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムの場でプーチン氏と会談し、「いまは戦争や紛争の時代ではない」と明確にロシアを非難した。また、9月に国連の場でインドの外相はロシアによるウクライナ侵攻によって物価高やインフレが生じたと不快感を示した。
インドとロシアは武器供与などを通じて伝統的に友好関係にあり、ウクライナ侵攻後もインドはロシア産エネルギーに接近し、両国のエネルギー貿易は活発化する兆しだった。しかし、国際社会の非難が強まり、ウクライナでの戦争犯罪が徐々に明るみに出るなか、インドとしてもこれ以上ロシアをかばえないと考えたに違いない。
◆国際的孤立は国内での暴走を招く
これまでプーチン大統領が欧米に対して強気の姿勢を貫いてこられた背景には、中国やインドという存在があったことは間違いない。しかし、両国がロシアと距離を置く姿勢を示せば示すほど、プーチン氏は国際的に孤立し、国内での暴走をエスカレートさせる恐れがある。
その一つが、予備役の部分的動員だろう。プーチン氏がそれを発表して以降、ロシア各地では反プーチンの声が一気に高まり、すでに6万人以上が欧州連合(EU)圏内に移動したとも報じられている。しかも、軍事関係者とは関係のない人々にまで動員の対象が広がっているとみられ、昨今のプーチン氏の行動はまさに純粋な戦略から逸脱したものとなっている。
こういった外と内からの孤立が進めば、プーチン氏が今後どういった行動を取るのか懸念される。核兵器使用のハードルは極めて高いが、それを含め今後の情勢を注視していく必要がある。
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