【ソウルからヨボセヨ】韓国人は配達民族
産經新聞
2021.2.6
韓国ではこのところ宅配が何かと話題だ。新型コロナウイルスの流行で外出を控え宅配が増えているからだ。街には宅配のバイクが目立ち、筆者が住む学生街のマンションのエレベーターでは夕食時になると決まってヘルメット姿の出前持ち2、3人と一緒になる。マンションのドア前には大小の宅配段ボールが列をなしている。韓国ではそのまま置いていくケースが多い。
宅配急増で配送労働が過酷になったといって早速、労組が労働時間や待遇の改善を要求してストを構え、高級マンションは出入り規制が厳しく配送人に対する態度が差別的だと国家人権委員会に提訴。高級マンションでは食べ物の出前持ちが貨物専用エレベーターに追いやられ「オレたちは貨物かね!」と“人権侵害”に集団抗議している。
韓国では食べ物を運ぶ出前の「おかもち」を「チョル(鉄)カバン」という。ブリキ張りの箱で日本文化の名残だったが、いまや出前もバイクにヘルメット、バッグ姿だから風情はなく「鉄カバン」もあまり見かけなくなった。
韓国人は「わが国は何でも配達(ペダル)してくれるからペダル民族なんだ」といって笑う。韓民族の古称に「倍達(ペダル)」があるのでそれにひっかけたユーモアで、実際に「ペダル民族」という社名の宅配業者もある。(黒田勝弘)
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