韓国・文在寅が「静かに暮らしたい」と“隠居”した田舎で、さっそく「騒動」を起こして住民大迷惑中…!
退任してもお騒がせ photo/gettyimages
文在寅がさっそく「騒動」を起こしていた!
韓国大統領時代にはさまざまな疑惑や賛否両論を巻き起こしながら、文在寅氏がついに大統領を退任した。代わって就任した尹錫悦氏は、早速、連日精力的にスケジュールをこなし本格的に始動をしている。
また、ファーストレディとなった金建希(キム・ゴンヒ)氏の人気も急上昇中で、ファッションアイテムが即売になるなど注目の的となっている。
政治的な手腕に関して評価はこれからであるものの、尹氏に対する印象はまず好感度が高いと言えるかもしれない。
そして、「忘れられた人になりたい」と迷言を残して、表舞台を去った文在寅氏であるが、さっそく騒動を引き起こして話題になっているのだ。
文在寅氏が退任後の居を構えたのは南東部の梁山(ヤンサン)市である。人口35万人の都市で釜山市に隣接し、ベッドタウンとして発展しつつも豊かな自然も残る。
文在寅氏にとって同志と言えるべき存在であった故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏も大統領退任後は、釜山郊外の金海(キメ)市で過ごし、「詩を書いたり、農作業をしたりして過ごしたい」と述べていた。
退任後についての発言や居住地も何となく盧氏の後を追っているような印象もある文在寅氏であるが、5月10日に梁山に到着すると、支持者たちに出迎えられ、「地域の皆さんと農作業をしたり、マッコリを飲んだり、敬老会にも訪れて仲良くしたい」と笑顔で述べたという。
文在寅の「横断幕」に真っ赤な塗料!
文在寅氏は退任前のインタビューでも度々、冒頭でも触れた「忘れられた人になりたい」をはじめとして「静かに暮らしたい」、「ネコと一緒に過ごしたい」などと、公人ではなく私人として、穏やかに生活していくことを発言していた。
ところが、文在寅氏の隠居生活のスタートは「静かに」どころか、近隣を巻き込んで思わぬ騒動に発展していたのである。
退任したといえど、文在寅氏に対する国民の思いはいまだ複雑であることが見受けられる。そして、それは支持者と反支持者の間で相変わらず対立を生んでいるような状態でもある。中部の都市・大邱(テグ)市では、街角に掲げられていた文在寅氏を労う横断幕に赤い塗料がかけられるという事件があった。
この横断幕は大邱市の現在の市長が革新左派政党の「共に民主党」の所属であることから、文在寅氏の退任に合わせて用意したというものである。赤い塗料は文在寅氏の顔写真の部分にぶちまけられていたとのことで、警察が捜査をしているが、大邱はもとより保守的な地域で、さらに朴正煕(パク・ジョンヒ)、槿恵(クネ)親子の縁の地でもあり、現在でも朴氏親子を支持する人も多い。
推測の域を出ないものの、こうした背景からも今回の事件も文在寅氏に対して反感を持つ者による犯行であるということが考えられる。
しかし、事件はそれだけではない。
文在寅の「新居」の周りで、いま起きていること
さっそく文在寅氏の新居周辺で、問題が起こっているのだ。
それは、一部の市民団体などが文在寅氏の新居近くで連日、集会を行い、早朝から深夜まで拡声器を使用して文在寅氏を批判する放送を行なっているというものである。
主に集会を進行しているのは保守系市民団体であり、この他にも新型コロナワクチンの接種後に死亡したり後遺症を患っている被害者とその家族によって結成されている団体の集会も行われているという。
警察による取り締まりがどのようになっているか気になるところであるが、団体は「消音器を使用するなどデモ法の騒音基準には違反してない」とのことで、警告をされるだけにとどまり強制退去や摘発はされずにいる。突然の生活が乱されていることに住民達は困惑や不安が増すばかりだろう。
そもそも、今回、文在寅氏が新居を構えた梁山では、はじめから文氏の移住を歓迎していたのではなく、むしろ反対意見が多く上がっていたという事実がある。
昨年、文在寅氏の新居が建設されることが明るみになった際には地元住民より反対の声が上がり、反対運動まで行われたほどであった。
その理由として、「生活に混乱をきたす可能性がある」「治安が心配」といったものがあった。そして、今回の事態は地域住民が危惧していた通りとなり、文氏は「招かれざる隣人」になってしまったといえる。
「田舎町の平穏を破壊している」と
これに対して文在寅氏はSNSを通じて「田舎町の平穏と自由を破壊している」と街宣活動や、暗に警察の取り締まりが及ばないことへの苛立ちや、尹政権への批判をしている。そして、近隣住民に向けては「申し訳ない」と謝罪の言葉を綴った。
確かに近隣住民の生活への影響や精神的な苦痛を考えれば、集会は批判されても当然であろう。
しかし、当の文在寅氏自身はそれを堂々と非難できる立場にあるだろうか。
これまで身内や親しい者の疑惑や不正が出る度に見て見ぬふりをして、寛大な対応を行なってきたことは言うまでもない。特に、政権下で守られ、やりたい放題を行なってきた市民団体や労組の存在は看過できないものがあった。ソウルの大使館前で集会が不法的に行われてきたことなどはその悪しき例である。
さらに、退任直前のタイミングで夫人の「高額で大量の衣装代」が公費から捻出されているのではないかという不正疑惑が世論を沸かせていた上に、検察の捜査権を大幅に制限した「検察捜査権完全剥奪法」を強引に成立させてしまう暴挙にも出た。
いずれの経緯についても十分な説明や審議が果たされないまま文氏は表舞台を去ったわけである。
特に「検察捜査権完全剥奪法」については、歴代の韓国大統領が退任後に逮捕されていることを踏まえ、文在寅氏が在任中の不正や疑惑の捜査を検察が手を伸ばせないようにするためという見方もされ、非難を浴びている。
「忘れられたい」発言の真意
このような状況の中で、文在寅氏が本当に「静かな暮らしができる」と思っていたのであれば相当な鈍感であると言えるが、度々言っていた「忘れられた人になりたい」と言葉の意味は「疑わしいことはなかったことにしたい」という思いが込められているのではないかとさえ感じる。
また、文在寅氏の在任中の言動は国民から度々、「パフォーマン」や「ショー」などと揶揄されてきた。
自身をアピールし、自画自賛を惜しまない文在寅氏を見れば、大統領の座を退いたとは言えど、政界に関わることなく静かに過ごすとは思えない。
文在寅氏に対する疑惑の目が向けられているうちは「静かに暮らす」という願いが叶うことはなさそうである。
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