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暴走!北朝鮮・金正恩のミサイルが、なぜか韓国をどんどん正常化していた…「半島情勢」の意外な事情

이강기 2023. 1. 14. 20:30
 

暴走!北朝鮮・金正恩のミサイルが、なぜか韓国をどんどん正常化していた…「半島情勢」の意外な事情

2023.01.11, 週刊現代

 

 

昨年5月大統領に就任した尹錫悦氏にとって昨年は波乱万丈の年であった。

 

滑り出しこそ米韓首脳会談の成功で支持率が上昇し、統一地方選挙に大勝利するなど順調であった。しかし、尹大統領は人事が失敗だとの批判を受けた。

 

検察出身大統領という強面の印象、相次ぐ不用意な発言、野党共に民主党(以下‟民主党“)による攻撃と対立など、国民の人気を落とす事態が相次いだ。

 

韓国の尹大統領。皮肉にも、韓国正常化にむけて北のミサイルは、都合がいい Photo/gettyimages

そうした中で起きた梨泰院の雑踏事故対応の不手際があった。このため支持率は長期間低迷した。

 

与党国民の力は、野党民主党の李在明代表の大庄洞都市開発疑惑や城南FCを巡る収賄などの不祥事を追求した。これに対し野党は尹大統領の弾劾の機会を伺っているのではないかと思われる動きを示してきた。

 

しかし、年末以来、尹大統領の支持率は回復傾向にある。

 

過激労組・民主労総傘下の貨物連帯のストを「法と原則」に則り一方的な譲歩を行うことなしに解決した。文在寅前大統領は市民団体の闘争に異を唱えることなく、その行動を増長させたが、それによって韓国の不公正・不平等はむしろ増大した。

 

そもそも民主労総をはじめ市民団体の活動には北朝鮮と結びついたものが少なくない。

 

また、文大統領は北朝鮮の戦闘的な行動に対して対抗することなく、むしろ平和ムードを醸成することで対応した。

 

しかし、それは偽りの平和であり、その間、北朝鮮は核ミサイル開発を進め、多種多様なミサイルを実戦配備するまでに戦力を強化してきた。

 

尹錫悦大統領はこうした文政権時代の対応を否定し、新たな安全保障体制を確固たるものとし、北朝鮮と結びついた市民団体の取り締まりに乗り出している。

 

韓国の国民は「北の脅威」を深刻にとらえ始めている Photo/gettyimages

 

それは民主党が作り上げてきた体制を全面的に改革するところから始まったが、もちろん、民主党の強い抵抗を受けることになる。

 

しかし、韓国国民の間では北朝鮮の脅威認識が高まっており、北朝鮮が攻撃的な姿勢を強化している。

 

核武装にまい進し、ミサイルの脅威を高めて、無人機により韓国の領空を侵犯すればするほど、文政権時代の政治を否定する意識が高まっていく。

今後、尹錫悦政権が進める政治改革、つまり民主党との対決では、北朝鮮の脅威は大きな後押しとなってくれるだろう。

 

さらに後編記事『ついに文在寅の「呪縛」が一掃されるのか…。北朝鮮のミサイル乱射で、ようやく韓国が変わりはじめた皮肉すぎる事情』では、北朝鮮の影響によって韓国の国内政治が様変わりし、日本にも良好な影響が出はじめる半島情勢の深層をさらに詳しくレポートする!