社説:盧武鉉前大統領 衝撃的な最期だった
每日新聞
韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領が自宅に近い岩山のがけから転落し、死亡した。この国の現職大統領または退任者の受難や非運は切れ目なく続いてきたが、自殺は建国以来初めてで、世界的にも稀有(けう)のことだ。突然の最期を悼むとともに、この衝撃が韓国内の政治的混乱や対立激化を招かないよう祈りたい。
盧前大統領は先月末、在任中に後援者の企業会長から約6億円相当のわいろを受け取った容疑で検察当局の聴取を受けた。在宅起訴されるという見通しの中で、夫人に対する2度目の聴取が迫っていた。前大統領の実兄も別の不正事件で懲役4年の実刑判決を受けたばかりだ。
前大統領のパソコン画面には家族への遺書が残っていたという。捜査当局が公表した内容を見ると、多くの人々に迷惑と苦痛をもたらしたことへの強い自責の念や「本も読めず、字も書けない」といった疲労感がつづられている。重い抑うつ状態にあったのだろうか。
盧武鉉という人は強烈な個性の持ち主だった。高卒後に独学して人権派弁護士になり、野党党首だった金泳三(キムヨンサム)氏の誘いで政界入りしたが、その金氏が政権獲得の手段として軍人出身大統領の与党に合流すると、同調を断固拒否した。
金大中(キムデジュン)政権の後継者として出馬した大統領選では、経済発展を主導した「既得権勢力」への敵意や反米感情をあらわにして、新世代の国民の共感を得た。大統領在任中も国会の弾劾訴追を受けるなど波乱が続き、米国や日本とも摩擦を起こして「革命政権のようだ」と評された。任期末が迫って実現した金正日(キムジョンイル)総書記との南北首脳会談では、次期政権が履行できないような大盤振る舞いの支援約束をして禍根を残した。
このように「信念を貫く」一方で激越さが目立ち、和合の精神に乏しい政治家だったが、死去を受けて、金大中元大統領が「民主政権10年を共にした人間として、私の体の半分が崩れたような心情」だと述べただけではない。インターネットの各種サイトには追悼の書き込みが殺到している。歴史的評価はともかく、一時代を作った人であった。
気になるのは、特に前大統領の側近や支持者の間でこの自殺を「政治的他殺」などと評し、李明博(イミョンバク)政権への攻撃を強める気配があることだ。現政権が検察を使って前政権への狙い撃ち捜査をしているという見方が前提になっている。
韓国の政争は激しい。李大統領は大差で当選したが左右対立の構図は解消されていない。世界同時不況の中、盧前大統領の悲劇をさらなる混乱の引き金にしてはならないということを、共通認識にしてほしい。
毎日新聞 2009年5月24日 0時04分
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