日本, 韓.日 關係

일본의 해외여행객을 위한 한국, 중국, 싱가포르, 영국의 위생상황에 대한 일본여행사의 안내문

이강기 2015. 10. 3. 14:39

한국

 

衛生状態は良く、処方箋がなくても多くの薬は薬局で購入できます

 

  

韓国はアジア諸国のなかでは衛生状態が比較的良く、通常の観光旅行で特別気をつけるべき感染症などはありません。旅の途中で体調を崩すことがあっても、その大半はなれない食事や水質の違いによるものですので、日本から持参した薬を飲めば、たいていは快方に向かいます。

ソウルなどの都市部にはいたるところに薬局があり、処方箋がなくても大半の薬は手に入れることができます。ただ、日本に比べて薬効が強めのものが多いため、日本人の体質に合わないこともあります。

また、日本では許可されていない成分が含まれている薬もありますので、通常の薬(風邪薬、胃腸薬、鎮痛解熱剤、下痢止め)は日本から持参するのがベターです。

市内の名物となっている屋台(ポジャンマチャ)での飲食は衛生的に問題があるケースもあるため、夏場になると毎年食中毒の被害が発生してます。屋台でなくても、生ガキ等の貝類には注意が必要です。2002年3月には、ソウル市内で日本人団体客58人が下痢や腹痛を訴えて病院へ運ばれるという事例も発生しています。また、韓国では友好を深めるために、一つの杯でお酒を回し飲みするという独特の習慣がありますが、これが肝炎感染の原因となっているとも言われています。

狂牛病は日本、韓国共にその検査体制について問題となりましたが、韓国の米国産牛肉の輸入基準は、生後30ヶ月未満、骨は不可という厳格な水準があります。焼肉店で使われる肉の多くは、韓国もしくはオーストラリア産です。また、国産牛に対してもBSEの原因とされる肉骨粉(飼料)の使用を早い段階から禁止しており、当局は狂牛病が発生する可能性はないとしています。

韓国旅行で体調を崩すケースで最も多いのは発熱と下痢です。特にソウルは睡眠時間を削って市場に出かける人が多いうえ、キムチを始め、刺激の強い食べ物を多く接種するので、お腹が驚いて下痢を起こすことになります。また、水道は良く整備されている国ですが、水道水の飲用は避けたほうが無難です。市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

韓国には、日本語が確実に通じる総合病院はあまりありません。日本語が話せるスタッフがいる病院も、必ずしも通じるとは限らず、診察は英語が中心となります。病気になってしまったら、ホテルに泊まっている場合、まずはフロントに相談しましょう。高級ホテルでは簡単な薬を常備しており、緊急の場合は救急車を手配してくれます。

ハブ空港である仁川(インチョン)国際空港を利用すれば、アジア各国へ乗り継ぎのロスなく旅行ができます。国際線 航空券の予約をする際には、価格やマイレージプログラムだけでなく、機内サービスなどの比較も行って選ぶようにすると快適な旅行が愉しめます。

 

중국

中華人民共和国の衛生事情(伝染病・予防接種)

  

首都である北京には、外国人専用の外来を設けている中国系総合病院、先進国と同レベルの最新の医療が受けられる外資系クリニックがあり、その医療レベルも年々高くなっています。

しかし、それに比例して医療費も上昇傾向にあり、特に外資系医療機関では、日本よりはるかに高額の医療費を請求されるケースも少なくありません(緊急入院一日10~20万円、日本への移送数百万~一千万円)。

ただし、ほとんどの医療機関は海外旅行者保険が使用できますので、短期の旅行であっても加入はお忘れなく。一方、外資系医療機関がほとんど存在しない地方都市は、十分な医療を受けられる体制が整っているとはいえません。農村部はなおさらです。

中国系病院と日本の病院の大きな違いは、まず最初に窓口で受付料(掛号費)を支払い、診察医を指名(医師のランクにより診察料が異なる)するシステムになっていることです。入院や検査の予定がある場合は、受付時に保証金を要求されることが多く、長期入院が必要と判断されると5万元(75万円相当)程度必要な場合もあります。ただし、保険に加入していればこれらの費用を用意する必要がない場合もありますので、保険加入時にはキャッシュレスサービスが付加している保険を選ぶと万が一のときにも安心です。

気温が上がる5月から10月にかけて、食中毒や赤痢などの経口伝染病、ウイルスや細菌で汚染された食べ物による感染性胃腸炎(下痢症)が多く見られます。一流のホテルならば衛生状況が良いため問題ありませんが、それ以外の場所で野菜や果物、乳製品、魚介類、肉などは食べるときは、生のものは避けるようにしましょう。また、生水を直接飲むことを避けるのも重要な予防対策です。

なお、都市部では食品への安全意識が高まり、また冷凍設備の普及により衛生事情は急速に改善されていますので、必要以上に心配する必要はありません。感染性胃腸炎の多くは十分な水分補給と整腸剤の服用で数日もすれば回復しますが、激しい嘔吐、血便などの重症化が認められた場合には、医療機関を受診して医師による専門的な治療を受ける必要があります。

大都市では非常に稀ですが、内陸部では虫卵に汚染された生野菜を食べて、回虫、蟯虫、鞭虫等の寄生虫に感染するケースがあります。ただし、化学肥料と農薬の使用が普及した現在、寄生虫疾患は大幅に減少しています。むしろ、野菜等は残留農薬が問題となっていますので、良く洗うことを心掛けるようにします。

蚊を媒体としたマラリアも発生しており、その約85%は海南、雲南、湖北、貴州、四川、広東で発生しており、なかでも海南、雲南の2省は最も発生率が高くなっています。ただし、マラリアのリスクが生じるのは標高1,500m以下の地域に限られますので、上記各省すべての地域がマラリアに汚染されているというわけではありません。旅行者は出発前に対象地域の情報を入手して、防蚊対策などの予防対策を講じるようにしましょう。

次に性感染症についてですが、全国の死亡数ワースト1はエイズとなっています。HIVの感染経路としては、血液を介する場合(違法薬物の静脈注射、売血など)と性的接触の場合が大半を占めています。中国の医療機関でHIV陽性の確定診断がつくと、政府報告、隔離措置がとられることがあります。淋病や梅毒などの患者も多いため、帰国後に病院やクリニックで診察を受けるなど、健康状態に十分な注意が必要です。性感染症は初期は無症状の場合が多いですが、クラミジアや梅毒などは不妊の原因となる病気となっており、梅毒はHIVの感染リスクを増大させるので、男性・女性を問わず注意が必要です。

近年、急増して特に注意が必要なのは狂犬病(発病すると致死率はほぼ100%)で、北京市内といった大都市でも感染例が報告されてきました。動物に接する可能性が高いと前もってわかっている場合、前もってワクチン接種を受けるようにしましょう。狂犬病という名前に反して、ウイルスを持っている動物は犬だけではありません。また、傷口を舐められただけでも感染リスクがありますので、できるだけ動物には近づかず、もし咬まれたりした場合は早急に医療機関を受診しましょう。

2002年、コロナウイルス属の一種である、SARSウイルスによって引き起こされるSARS(重症急性呼吸器症候群)が広東省で発生、8,098人が感染し、774人が死亡したことから大きなニュースとなりました。最近は新たな患者発生はありませんが、リスクがゼロになったわけではありません。38度以上の高熱、呼吸器症状、悪寒、筋肉痛、頭痛、下痢などを伴った場合には、医療機関を受診するようにしてください。

 

싱가포르

医療サービスは重要な外貨獲得手段の一つのため、シンガポールの病院レベルは非常に高い

 

シンガポール政府は医療サービスを重要な外貨獲得手段として位置づけているため、同国の医療レベルは、東南アジアの中では非常に高く、国内だけでなく近隣諸国からも多くの患者が病気の治療や検査のために同国を訪れています。

医療レベルの高さは数字にも表れており、シンガポール国民の平均寿命は80歳、乳児の死亡率は0.3%と、日本同様に世界トップクラスです。この高い医療の質を支えているのが、1つの大学病院と7つずつある公的総合病院と市立総合病院です。

大学病院と公的総合病院は日本と同じ「クローズドシステム」を採用し、市立総合病院の多くは「オープンシステム」を採用しています。

クローズドシステムは、病院が医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、放射線技師などの全てスタッフを雇用するシステムで、病院外部の医師が病院内で診療をすることはほとんどありません。これに対し、オープンシステムでは病院は医師を雇用せず、外部の医師が医療施設(外来ブース、入院ベッド、医療器具)、看護師などのコメディカルを病院から提供されて、病院内で診療するシステムです。

どちらのシステムも一長一短があります。オープンシステムでは患者が主治医を自由に選ぶことが出来ますが、ほかの病気を合併してほかの診療科への紹介が必要なときは、主治医の個人的な関係で紹介されることが多くなります。逆にクローズドシステムでは、主治医の選択権はありませんが、他の診療科との連携に関しては選択肢が多くなります。

シンガポールで最も歴史の長い病院が、1821年に設立されたSGH(Singapore General Hospital)で、約1400床のベッド数と5500人のスタッフ、年間手術件数76000件、そして附属する4つのナショナルセンターという最大の規模を誇ります。次に規模が大きいのがTTSH(Tan Tock Seng Hospital:写真参照)で、感染症やリハビリテーション医療のセンターとなっています。

シンガポールの唯一の大学病院がNUH(Singapore University Hospital)で、SGHとともに冠動脈疾患をはじめとする循環器疾患、脳血管障害などの高度救急医療の中心であるとともに医療教育を担っています。移植医療を含めて症例数も豊富なため、多くの日本人医師がNUHとSGHに心臓外科の手術を学ぶ目的で留学しています。またNICU24床を持ち、母子医療の中心となっているKKH(KK Women's and Children's Hospital)では、シンガポールの全出産の36%が行われています。

このように優れた機能を有している公立病院ですが、待ち時間などのサービス面では私立病院に若干劣るとされています。そのため在留日本人の多くは私立病院を利用しています。Gleneagles Hospital、Mt Elizabeth Hospital、Raffles Hospitalが有名で、日本人医師が複数常在している日系クリニックによるプライマリケアから高度な医療にも対応しています。

シンガポールは日本と違い自由診療制なので、病院やクリニックによって医療費に差があり、価格にも競争原理が働いています。政府は医療費の高騰を防ぐため、疾患ごとのガイドラインを公表しある程度の制限が働いています。手術費用には検査、麻酔、薬剤の費用が含まれて射ないので注意しましょう。退院時には主治医から診察料、手術代、麻酔科医から麻酔代、病院から部屋代、薬代、食事代などが別々に請求されます。

 

 

영국

イギリスには国営のNHS(National Health Service)とプライベート医療があります。

 

イギリスの病院には、NHS(National Health Service)という国民医療保険制度に登録している公立病院の他に私立病院があります。保険料を支払っていない旅行者が病気になった場合、利用できるのは私立病院のほうとなります。

私立病院のなかには日本人医師が常駐しているクリニックなどがありますが、治療費は公立病院よりかなり高くなります。保険なしで受ける治療は、緊急時の応急手当以外は全額自己負担となります。

盲腸の手術で1週間入院しても、手術人入院費で100万円近くかかり、カードや旅行保険がないと支払い能力の証明や入院保証金が必要となります。

人口1000人あたりの医師数は日本の2.0人に対して、イギリスは2.2人と大きな差はないものの、1年間に医師一人当たりが診察する外来患者数は日本が約8,400人、イギリスの2,500人と大きな差があります。イギリスと違い、日本は深刻な医師不足に陥っているため、勤務医の労働環境は改善の気配が見られません。当直明けの翌日も95%の勤務医がそのまま病院で仕事をしています。特に中小規模の病院ほどマンパワーに余裕がないため、一人当たりの当直回数も多い傾向にあります。

旅行先でにおける万一の病気や怪我に対する最大の備えは、旅行傷害保険です。治療費を補償するだけでなく、キャッシュレスで治療を行ってくれる病院も紹介してくれます。クレジットカードに付いている保険も、請求書や診断書があれば治療費は後日請求することができますし、日本人医師の緊急医療相談や通訳の派遣などの各種サービスもあります。

イギリスで薬を買いたい場合には、薬局(pharmacy)が街のいたるところにあるので不自由はありませんが、医薬分業が二本以上に徹底しているイギリスでは胃腸薬や風邪薬と言った一般的な薬以外は処方箋がないと買うことができません。持病のある人は予め薬を持参するようにしましょう。

具合が悪くなった場合は、ホテルドクターがいるようなら、呼んでもらうのが一番効率的です。診断書と領収書をもらえば、後日、保険会社に請求することができます。自分で病院へ行く場合には、保険またはカード会社の緊急連絡先に連絡を入れ、提携病院を紹介してもらいましょう。

立替払いができるなら診断書と領収書をもらい、後日請求します。治療費が高額で払えないような場合は、保険会社に相談するとよいでしょう。現地のアシスタントサービスが病院との交渉や支払などの面倒をみてくれます。

自分で病院へ行けない場合は保険会社に連絡を入れ、現地アシスタントの派遣などを要請します。交通事故などで緊急を要する場合、同行者や周りにいる人に救急車を呼んでもらいましょう。救急車を呼ぶときは、警察と同様に「999」にダイヤルして、「Ambulance, Please」といえば、救急医療に繋いでくれます。

救急車で運ばれる先はNHS加入者のための公立病院ですが、救急に限ってはNHS未加入者でも治療を受けることができます。ただし、救急車は無料ですが、応急手当以外は自己負担となるので、このときもできるだけ早く保険会社の緊急連絡窓口に連絡する必要があります。保険会社の連携病院などの、支援をしてくれます。