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東方神起の「災い転じて福となす」ビジネス戦略

이강기 2020. 7. 31. 14:32

東方神起の「災い転じて福となす」ビジネス戦略

おニャン子、AKB48にも共通するファンを夢中にさせる仕かけ

 

 

2020.7.31(金) 山川 隆義

JB Press

東方神起のチャンミン(2019年11月29日、写真:Lee Jae-Won/アフロ)

 

 

 数か月前の話だが、人気アーティスト 東方神起のチャンミンが結婚を発表した。

 

 この韓国の人気アーティストは、東京ドームだけでなく巨大な日産スタジアムまで3日間満席にする強力なパワーをもつ。

 

 その一人が結婚することを発表したのである。

 

 今後、人気に陰りが出てくるか否かは分からないが、この東方神起から学べるビジネスネタについて、本日は書いてみたいと思う。

 

 現在の東方神起はチャンミンとユノの2人である。以前は5人であったが、残りの3人とは分裂し、現在は2人の活動となっている。

 

 韓国には兵役があり、東方神起の2人も2015年から2017年まで兵役に行っている。この兵役明けに行ったあることに、衝撃を受けた。東方神起一斉テストである。

 

 兵役の間の2年間、ライブがない。

 

 いつも夏のライブや年末のライブは欠かさず行っていたのに、することがなくなり、ファンは暇になってしまう。

 そうなると、一部のファンは脱落し、ほかのアーティストに浮気するファンも出てくる。

 

そんな中、兵役明け直前に行われたのが、東方神起一斉テストである。

 

1. LIVE編:2017年4月7日(金)~10日(月)

2. Bigeast編:2017年5月19日(金)~22日(月)

3. 楽曲編:2017年6月9日(金)~12日(月)

 

4. 東方神起編:2017年7月14日(金)~17日(月)

 

 すごい、すごすぎる。考えついた人は、かなりビジネスセンスが良いひとに違いない。

 

 東方神起のマニア度を測るテストであり、しかも優勝するとユノとチャンミンから直接表彰されるのである。これは必死に勉強するしかない!

 

 2年間、すっかりご無沙汰していたライブDVDやCDも聴いて聴いて、聴きまくる。東方神起関連の書籍も読み漁る。

 そうしないと、一斉テストでトップには立てないのだ。

 

「兵役中に、ほかのアーティストに浮気をしていてごめんなさい。もう一度、いちから勉強しなおします」

 

ということで、ファンは必死に勉強するのである。勉強することで、昔のDVDやCDが売れる。書籍が売れる。

 

 ファンも盛り上がる。

 

 そして、兵役が明けてライブツアーである。

 

 多少、踊らされている気はするが、兵役の期間の空白をあっという間に埋めたうえに、関連商品への波及効果、ライブの動員効果などが得られたはずである。

 

 今なら、一斉テストをネットライブ中に行い、TBSのオールスター感謝祭のごとく、ZOOMで正解者がどんどん絞られて、最後一人になったら、アーティストと乾杯など、いろいろできちゃったりする。

 

 リアルのライブではできなくても、ネットライブだとできることが多数あるのである。

 

 ところで、1986年当時、「天才秋元塾 キミもなれるぞ! おニャン子成金」という本があった。

 

 本といっても、学校で配るプリントの更紙のような紙に、片方におニャン子の写真、片方に原稿用紙のマス目が書いているだけである。

 

 当時の価格は500円。確か、「おニャン子の写真を見て、君も作詞をしよう!」というものだったと記憶している。

 優秀な作品は、次のおニャン子ソングに一行入れてくれるというのである。

 

当時の高校生、大学生は必死になって、作詞を行い応募することになる。

 

 そして、我に返る。「あっ、またやられた!」

 

 しかし、その息子たちも、同様にAKB48のCDやDVDを買っていたりするので、親子2代でやられてしまうわけである。

 

 このままだと、うっかりすると3世代続けて、秋元マジックにやられることになるかもしれないが、それはそれで幸せな気がする。

 

 一斉テストも作詞コンテストも、ここには心をくすぐる何かがある。この一斉テスト、私は個人的に非常に参考になった。

 

 テストで育ってきた我々は、テストとなると準備するのである。いい点を取りたいのである。

 

 そのために、勉強するのである。テストを行えば、①テスト事業として、②試験勉強するための参考書など出版事業として、③諸々教える教育事業として、様々な広がりを作ることが可能である。

 

 一見、自分のビジネスとは全く関係がないところにも、いろいろな発見がある。

 

これまでの連載:

会社人生で負けないコツ、四季報暗記とIT史把握:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61449

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