日本, 韓.日 關係

九州と韓国を結ぶ「日韓海底トンネル」は実現すべきか?

이강기 2022. 6. 17. 17:16

九州と韓国を結ぶ「日韓海底トンネル」は実現すべきか?

唐津から壱岐島、対馬を経由して釜山に至る全長250kmの衝撃プロジェクト

 
 

JB Press, 2022.6.17(金)

 

                        韓国・釜山から望む対馬。海底トンネルが実現すれば、日韓が直に結ばれることになる(写真:Yonhap/アフロ)

 

日本のSNSで、日韓海底トンネルについて言及する投稿が目立つようになった。

 

 きっかけとなった出来事が二つある。

 

 一つめは、政治団体「参政党」の新開裕司福岡支部長が自民党の国会議員時代である2019年に、統一教会(現:世界平和統一家庭連合)の記念行事に参加して祝辞を述べ、日韓海底トンネルを推進する発言をしたことが明らかになったこと。もう一つは、西日本新聞が「韓国政権交代で、日韓トンネル実現期待」という記事をネットに掲載したためである。

 

 

【関連記事】
韓国政権交代で、日韓トンネル実現期待

 

 

 参政党に関しては、同党候補者の神谷宗幣氏が「日韓海底トンネルに反対だ」と見解を述べ、事態を収拾させようとしている。

 神谷氏は「統一教会が自民党を応援しているから、自民党の議員が会に参加する。新開氏の発言はその時のもの」「新開氏は自民党を離党して参政党に入った。彼は統一教会の信者でもなければ、日韓海底トンネル推進の活動など一切していないことを確認した」とも言及した。神谷氏の言を信じれば、一部国民の間で懸念されるトンネル開通を参政党が実現することはなさそうだ。

 

 このトンネル事業は、国際ハイウェイ財団が推進しているプロジェクトで、日本の九州と韓国の釜山を結ぶ構想だ。

 国際ハイウェイ財団とは、韓国で創立された統一教会の関連団体である。FNNプライムオンラインの「衝撃計画!日韓トンネルって何?九州には穴…」で、国際ハイウェイ財団が長崎県対馬市に掘り進めた調査用の穴が既に存在すると報道されたことがあった。同団体が35年前に着工したものだ。

 

 

【関連動画】
衝撃計画!日韓トンネルって何?九州には穴…

 

 

 加えて、佐賀県唐津市にも100億円かけて掘られたトンネルが存在することが、FNNの取材で明らかになった。トンネルは資金不足のために工事が中断された状態で、現在は地上から540メートルのところで行き止まりとなっている。

 ここからは、日韓海底トンネルについて韓国側の反応と合わせて見ていこうと思う。

 

韓国人は海底トンネルを指示しているのか?

 国際ハイウェイ財団のホームページに掲載された動画には、「韓国国民の62%が韓日海底トンネル建設賛成!」とある。

 

 FNNが日韓海底トンネルについて調査したきっかけも、韓国の与党「国民の力」がまだ野党だった2021年2月、釜山市長選挙の公約に「釜山の加徳島(ガドㇰド)と日本の九州を繋ぐ、日韓海底トンネルの建設を積極的に検討する」と挙げたことだった。

 

 確かに、韓国内でもトンネルが開通すれば世界的な経済・文化的な波及力が生じるという展望が提起されていることは事実だ。2021年11月に、韓国京義道で開かれた「第3回 THINK TANK 2022フォーラム」でもトンネル開通について触れられた。

 

 このように賛成意見もあるが、筆者の肌感覚では反対意見の方が多いように感じる。そこで、韓国の反対意見も合わせてご紹介しよう。

 韓国大統領選挙で落選した「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)国会議員は、「韓日海底トンネル反対」と2021年11月に青年らとの討論で語っている。反対する理由は、「釜山が経由地に転落する恐れがある」というものだ。

 

 釜山の市民団体「加徳新空港特別法通過と早期着工推進団(以下:推進団)」も、2021年2月に「加徳新空港の早期着工及び韓日海底トンネル反対」の決議大会を開催している。

 

 同団体は、国民の力が掲げた釜山市長選挙の公約を受け、「釜山市民の長年の夢である加徳新空港に言及する場で、いきなり韓日海底トンネルの推進について言及したことは釜山を無視した政策だ」「日本の宿願事業である韓日海底トンネルに反対する」と声を荒らげた。

 

 また、推進団の決議大会と同じ時期、釜山市長広場では「韓日海底トンネル推進反対汎民族推進委員団」など6団体が集まり、「ユーラシア横断鉄道の始終着を日本に渡す反民族売国行為」「釜山は韓日海底トンネルの必要がない」とデモを実施している。

 

 

日韓トンネルのメリット・デメリット

 日本側のトンネル開通の可能性に言及する報道を見た韓国国民からは以下のような声が上がっている。

 

「韓日海底トンネル建設は、壬辰倭乱の時に九州・釜山・漢陽が繋がった日本のクソ倭軍たちの普及路だ。韓国領土を日本領土にするというのか」


「トンネルは日本が朝鮮を植民地化計画に収奪するための大東亜野望の一貫だ。絶対に反対」
「豊臣秀吉が起こした壬辰倭乱を忘れたのか。近年、海底トンネル建設費の90%を日本が負担すると提案した。これが何を意味するのか分かるか?」

 

 このように、トンネル開通に批判する声が目立つ。

 

 ちなみに、韓国ではトンネル建設費の90%を日本が負担すると思っている国民がいるが、日本では想定される総工費の約10兆円のうち、日本が約7兆円、韓国が約3兆円負担すると言われている。

 

 日韓海底トンネルが開通すれば、日本から韓国はもちろん、韓国を経由して中国、ロシアへと自動車で渡れるようになる。そのため、多くの韓国人が懸念するように、大陸に道が開ければ日本経済が活発化することは十分あり得るだろう。

 そして、開通は韓国にもメリットをもたらすが、経由地になりかねないというリスクも孕んでいることは間違いない。

 

 ただ、容易に人の往来ができるようになれば、そこから病原菌や外来種も入ってくるということだ。日本は島国であるからこそ、これまで多くの病原菌の危機から免れてきた側面がある。

 

 

 我が国には、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」があり、特定の外来生物は容易に日本国内に持ち込めないようになっている。

 

 

 飼い主のいる犬や猫だって海外からやってくる場合は厳しい検査のもと、入国が許可されるくらいだ。

 

 

 日本で狂犬病がほとんどないのは、狂犬病にかかっている動物を水際で防いでいるからだ(国立感染症研究所によると、1957年以降、日本国内では狂犬病輸入症例として1970年に1例、2006年に2例が報告されており、2020年には狂犬病患者も確認されているが、それは海外帰国者の事例だった)。

 加えて、盗難が多発する恐れもある。

 

日韓友好の前に考えるべき実利とリスク

 空路・海路しかない今でも、日本では外国人による盗難被害が多数報告されている。2012年に韓国人窃盗団によって対馬から盗まれた重要文化財の仏像はいまだにすべて返還されていない。陸路で、しかも自家用車で物を運べるようになれば、盗難のリスクも上がるだろう。

 

 日本の一部議員や団体の中には、「日韓友好のために」とトンネル建設を望む人もいるが、盗難の多発など開通することによって関係が悪化する恐れもあるのだ。このことは念頭に置いておくべきだろう。

 

 

 友好のためにと安易な考えで計画を進めるのではなく、トンネル開通が日本国民に有益に働くのか、防疫面などのリスクを冒してまで実現させるべき計画なのかということを踏まえて議論すべきだ。

 

 

도대체 한국인을 어떻게 보고 있기에 이런 말(위의 붉은색 칠한 부분의 문장)을 할까?